飲み会や旅行、冠婚葬祭など、急に現金が必要が必要になるときはありますよね。「給料日前なのにどうしよう…」そんなとき助けになるのがカードローンです。
カードローンは、金融機関から設定された限度額内で、必要な時に必要な金額を借りられるサービスです。
カードローンの審査を通過すれば、専用のカードでATMから簡単に引き出せたり、最近ではカードレスキャッシングと言って、専用カードを使用せずにスマホや専用アプリを利用してお金を借りることができます。
カードローンを持っていれば、手持ちのお金がない状況で、急にお金が必要になった場合でも、すぐに現金を借入ることができるので大変便利です。
ただ、利用しやすく便利な反面、金利には注意が必要です。お金に困った時、一時的な手助けとしては便利ですが、計画的に返済することがとても大切です。
気づけば借入金額がとんでもないことになっていた！ということにもなりかねません。お金の悩みがある方には、緊急時の選択肢としておすすめしますが、利用条件や金利をよく確認してから利用するようにしましょう。
ここでは、カードローンの特徴やできるだけ早くカードローンを利用するためのコツについて解説します。
Contents
カードローンは色々なところで24時間借入できる！？
テレビCMや雑誌、インターネット広告などで多く目にするカードローン。まずはカードローンの基本情報を押さえておきましょう。
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| 借入目的 | 自由 |
| 借入可能額 | 限度額の範囲内 |
| 借入方法・場所 | 自社ATM 提携先ATM(金融機関やコンビニ) 口座振り込み |
| 借入回数 | 限度額の範囲内であれば何度でもOK |
一般的なローンは、「利用目的に対していくら必要」ということで契約をします。1度だけの借入となり、追加でお金が必要であれば再度申し込みをして審査を受けなければいけません。
ちょっとお金が必要になった、すぐにお金が必要だ、そんなときに自由に借入できるカードローンは、とても使い勝手の良い借入方法なのです。
カードローンを利用するための6ステップを確認しよう
カードローンを利用するための流れを見てみましょう。
STEP2:仮審査
STEP3:必要書類の提出
STEP4:本審査
STEP5:契約
STEP6:利用
それぞれのSTEPについて紹介します。
STEP1:申し込み
カードローンの申し込み方法は様々です。
- インターネット
- 郵送
- 電話
- 無人契約機
- 店舗窓口
インターネット申し込みは、時間や場所を選ばずに自分のタイミングで申し込めるメリットがあります。
郵送での申し込みも自分のタイミングで申し込めるメリットはありますが、申込書を取り寄せる、郵送するという手間や時間がかかります。
電話や店舗での申し込みは、対応時間が限られている点に気を付けなければいけません。無人契約機は早朝から夜間まで営業しているところもあり、申し込みから契約まですべての手続きが完結できるというメリットがあります。
ただし、どの方法で申し込めるかについては、各カードローン会社によって異なります。
会社のホームページなどでしっかり確認するようにしましょう。
STEP2:仮審査
申し込み後は、仮審査となります。この時点での審査は年齢や他社借入金額、年収などの条件から借入可能かどうかを機械的に判断するものです。
仮審査は数十秒～数分で終わるものが多いのですが、あくまでも年齢条件をクリアしているか、収入があるか、総量規制の範囲内か、などをチェックするだけであり、この後の本審査で結果が変わることもあります。
参考：お借入れは年収の3分の1まで（総量規制について）【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会
STEP3:必要書類の提出
必要書類を提出します。基本的な提出書類を確認しておきましょう。
- 本人確認書類
- 収入証明書
本人確認書類や収入証明書で認められる書類や、提出すべき書類の内容はカードローン会社によって異なる場合があります。
申し込み前に公式ホームページで確認しておきましょう。
STEP4:本審査
本審査では、必要書類と申し込み内容に異なる点がないかの確認や、信用情報機関の情報をチェックして現在・過去の借入状況を見ていきます。
過去に借入をした経験があるのは問題がありませんが、その際に延滞した、任意整理や自己破産をしたなど事故情報が登録されている「ブラック状態」の場合、審査に通ることはできません。
参考：指定信用情報機関のCIC
STEP5:契約
本審査に通れば契約となります。契約後、ローンカードが発行されて借入が可能となります。
STEP6:利用
ローンカードや口座振り込みなどで借入をします。
カードローンを今すぐ利用するためのポイントは？
カードローンは契約さえしてしまえば、いつでもどこでもすぐにお金を借りることが出来ます。
しかし、お金が必要になってから契約すると、申し込み、審査などの手順を踏まなければいけません。
ここでは、カードローンをできるだけ早く契約し、利用するための3つのコツを押さえておきましょう。
コツ①早めの時間に申し込む
申し込みから契約までの手続きを終えなければカードローンを利用することが出来ません。そして忘れてはいけないのが、本審査を行うのは担当者であるという点です。
本審査を行う担当者は勤務時間が決まっていますので、夕方から申し込みをしても担当者の勤務時間が終わってしまえば審査は翌営業日以降になってしまいます。
できるだけ早くカードローンを利用するためには、平日の午前中に申し込みをして本審査、契約手続きまでスムーズに進めるようにすることが大切なのです。
カードローン会社によっては、何時までに申し込みをすれば即日融資が出来る、申し込み後電話をすれば即日融資ができるように配慮する、などと公式ホームページに記載している場合があります。
公式ホームページをチェックして、できるだけ早くカードローンを利用するための方法を探してみましょう。
コツ②必要書類を用意しておく
必要書類に不備があれば、その後の手続きに進むことが出来ません。スムーズに審査、契約へと進むためにあらかじめ必要書類をチェックし、きちんと用意しておきましょう。
コツ③無人契約機でローンカードを発行する
カードローンを利用する方法として、ローンカードを用いてATMから必要額を引き出す、という方法があります。
ローンカードは郵送で送ってもらうこともできますが、それだとどうしても数日時間を要してしまいますよね。そこでオススメなのが、無人契約機や店舗でのローンカード受け取りです。
無人契約機を用意しているカードローン会社では、無人契約機からローンカード発行が可能となっています。夜間も営業している無人契約機なら、契約後すぐにローンカードを発行し、利用可能ATMでお金を借入することができるのです。
振込融資に対応しているカードローンであれば、契約後すぐに振込依頼をすることで口座にお金を振り込んでもらうこともできます。
ただし、カードローン会社、金融機関それぞれの振込対応時間がありますので、そちらも確認しておきたいですね。
【番外編】カードローンを作っておけば必要時にすぐ使うことが出来る
カードローンをすぐ使える状態、それはいつでも借入ができる状態であるとも言えます。
カードローンはお金が必要になってからではなく、いざというときの備えとして前もって作っておくことも可能です。
カードローンは、借入をして初めて返済や金利負担が発生するものであり、作成料や管理手数料のようなものはかからないのです。
カードローンを作っても使用しなければ一切費用はかかりませんので、いざというときに備えて、必要時にすぐ使えるようにしておくのも1つの方法です。
カードローン申し込み前にチェックすべき4つの注意点
便利なカードローンですが、良いことばかりではありません。ここでは、カードローンを申し込む前に知っておくべき注意点について4つ紹介します。
カードローンを利用するためには審査に通らなければいけない
カードローンは、審査に通らなければ使用する事はできません。
審査に通るために必要なのは、借りたお金を確実に返せるという信用です。
信用してもらうためには、次のポイントをクリアしておきましょう。
- 過去に金融事故(債務整理、延滞など)を起こしていない
- 現在複数・高額な借入をしていない
- 安定した収入がある
- 年収に対して1/3近い金額の借入をしていない
過去に金融事故を起こしていればブラック扱いとなるため、審査に通ることはできません。
また、現在複数の借入や高額な借入をしている場合でも、返済が厳しくなると判断されてしまい審査に通るのが厳しくなります。
安定した収入があることは毎月の返済を確実に行う為に必要ですから、月によって収入に変動があると審査では不利になってしまいます。パートやアルバイトでも審査に通るためには、勤続年数が長いことで収入の安定性をアピールすることができるでしょう。
忘れてはいけないのは、消費者金融など貸金業が取り扱っているカードローンは総量規制の対象になるという点です。
総量規制では年収の1/3を超える借入はできませんから、すでに限度額上限に近い借入があれば新たな借入枠がなくなり、審査に通ることはできません。
カードローンの限度額は低めに設定しておく
カードローンを始めて申し込むときは、限度額を低めにしておくと安心です。
カードローンの新規利用者は、審査に通っても本当に返済してくれる人物かどうか、返済能力があるかどうか不安に思うものです。
ですから、確実に返済できる低めの限度額を設定すると良いでしょう。このとき、総量規制の範囲内で限度額を設定することも忘れてはいけません。
金融機関カードローンは総量規制は関係ありませんが、低めの限度額設定を申し込む方が審査に通りやすくなります。
設定した限度額は、利用実績を積み重ねることで増額することができます。まずは低めに設定し、審査に通ることを考えましょう。
カードローンの金利を確認しておく
カードローンは、金利によって返済額が変わってきます。できるだけ少ない金利負担で返済するためには、低金利のカードローンを選びましょう。
金利は金融機関カードローンの方が低めの設定となっていますが、消費者金融カードローンでも、会社によって金利設定が異なります。
金利設定には幅があり、金利は限度額設定が低ければ高く、限度額設定が高ければ低くなります。
カードローンを低い限度額で契約することを考えれば、最高金利で比較することが大切です。
ローンカードと暗証番号はしっかり管理しておく
ローンカードを発行してカードローンを利用する場合、カードローンと暗証番号さえあれば提携ATMからいつでも自由に借入ができてしまいます。
悪用されないためにも、ローンカードと暗証番号はしっかり管理しておきましょう。
いざというときに備えてカードローンを持っておくと安心！
カードローンを契約するだけで使用しなければ手数料などは一切かかりません。カードローンを持っていれば、いざというときにすぐに借入することができるため、ぜひお守りとして持っておくことをおすすめします。
最短即日融資が可能な便利なカードローンはたくさんあるので、検討してみてください。