ポイント高還元率の高さでおすすめのクレジットカードと還元率の基礎知識

クレジットカードを使えばポイントが貯まるということは、どなたもよくご存知ですよね。でもどのカードも同じ様にお得かというと、実はそうではありません。

クレジットカードには「還元率」という指標がありますが、これからご紹介するのは、その中でも特にポイント還元率の高さで人気のおすすめクレジットカードです。

一度使ってみると、ポイントの貯まり具合の違いを実感できること請け合いです!ぜひ最後まで目を通してください。

クレジットカードのポイント還元率とは!?ポイントでトクできるクレジットカードの選び方

クレジットカードをご紹介する前に、クレジットカードのポイント還元率について少しご説明します。

クレジットカード関連の記事には還元率という用語がよく登場しますが、この機会にぜひ正確な知識を身につけましょう。

クレジットカード利用で貯まるポイントは3種類

還元率を一口で表せば、クレジットカードのお得度をパーセンテージで示したものだと言えます。還元率は0.5%が標準で、1%以上ならポイント高還元率クレジットカードと呼ばれることが多いです。

クレジットカードを使えば必ずポイントが貯まりますが、獲得できるポイントは大きく分けて以下の3種類に分類できます。

  • 基本ポイント
  • 利用ポイント
  • キャンペーンポイント

以下それぞれのポイントについてご説明しましょう。

ポイント還元率が高いクレジットカードは基本ポイントが高い

1番目の基本ポイントとは、カード決済で貯まるポイントのことです。基本ポイントが高いクレジットカードは、すべて高還元率のクレジットカードです。

ポイント付与率と還元率は必ずしもイコールではないのですが、クレジットカードの還元率は、この基本ポイントを元に算出されます。

例えば100円利用した時に1ポイント貯まれば、そのカードの還元率は1/100=1%です。200円で1ポイントなら、1/200=0.5%還元です。

提携店やキャンペーンでもポイントが貯まる

利用ポイントとは、提携店で買いものをした時に上乗せされるポイントのことです。提携店でお買いものすれば、通常の2倍以上のポイントを獲得できて大変お得ですよ。

最後のキャンペーンポイントとは、入会時など特別な時にプレゼントされるポイントのです。

一気に大量ポイントをゲットできますから、キャンペーンはカード会員にとって見逃すことのできない貴重なチャンスです。

カードを使い分けると効率的にポイントが貯まる

日々の生活の中で効率的にポイントを貯めたいなら、やはり基本ポイントの高い高還元率クレジットカードは欠かせません。

しかし同様に、利用ポイントにも着目すべきです。異なる提携店を持つ複数のカードを使い分ければ、さらに効率的にポイントを貯めることができるでしょう。

例えばイオンではイオンカード、ローソンではローソンPontaプラスを使えば、常に高還元でお買いものができます。

またコード決済や電子マネーに高還元率クレジットカードを紐付ければ、コンビニなどでの少額決済でもポイントが着実に積み上がっていきます。

高還元率=ポイントが良く貯まるとは限らない?

次に1ポイントの価値についてご説明しましょう。まず下の表をご参照ください。実はポイントの価値は、クレジットカードによって異なります。

ポイントの種類 基本ポイント 1ポイントの価値 還元率
永久不滅ポイント 1,000円で1ポイント 最大5円 0.5%
Vポイント 200円で1ポイント 最大1円 0.5%

三井住友カードのVポイントは100円で1ポイント貯まるのに、セゾンパールアメックスの永久不滅ポイントは1,000円につき1ポイントしか貯まりません。

にもかかわらず還元率がどちらも同じ0.5%なのは、1ポイントの価値がそれぞれ異なるからです。

現行のポイントは殆どが1ポイント=1円相当ですが、クレディセゾンの永久不滅ポイントやJCBカードのOki Dokiポイントは1ポイント=5円相当です。

ポイントの交換時に還元率がダウンする!?

貯めたポイントを交換することによっても、還元率は変化するので注意が必要です。

例えば永久不滅ポイントの場合、Amazonギフト券と交換すれば還元率は0.5%ですが、nanacoポイントに交換すると0.46%にダウンしてしまいます。

これは以下の様に、それぞれの交換レートが異なるためです。

  • 200ポイント=Amazonギフト券1,000円分
  • 200ポイント=920nanacoポイント

クレジットカードの高還元率を最大限に生かすには、貯めたポイントをなるべく価値の高いものと交換することが大切なんですね。

高還元率クレジットカード2選!何時でも効率的にポイントが貯まる

では実際に高還元率のクレジットカードを見ていくことにしましょう。

最初にご紹介する2枚は、とにかくポイントがよく貯まるクレジットカードです。どちらも同じ様に高還元率ですので、あなたのライフスタイルに合う方を選んでくださいね。

少額決済に強い!Orico Card THE POINT

Orico Card THE POINT

Orico Card THE POINTは、その名の通りポイント還元に特化したクレジットカードです。基本の還元率が1%と高く、しかも入会後6ヵ月間は還元率が倍の2%になります。

また会員向けポイントサイト「オリコモール」で、このカードだけ特別に0.5%のポイントが上乗せされるのも嬉しいですよね。

またこのカードにはiDとQUICPayがダブル搭載されていて、コンビニやドラッグストアなどではリーダーにタッチするだけで簡単に支払えます。

少額決済しやすいという点でも、Orico Card THE POINTは評価の高い1枚です。

参考:ポイント高還元率のクレジットカード Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)|クレジットカードのオリコカード

ローソンで最大6%還元!ローソンPontaプラス

ローソンPontaプラス

次にご紹介するローソンPontaプラスは、ローソンをよく利用する方にオススメです。

ローソンでの還元率は常に1%以上で、毎月10日と20日にはローソンアプリでエントリーすれば、何と6%還元です!

時間帯 いつでも 10日と20日(要エントリー)
0時?15時59分 1% 3%
16時?23時59分 2% 6%

他にもウチカフェスイーツが10%還元などローソンにはお得が一杯ですが、ローソンPontaプラスは基本の還元率も1%と高いため、一般的なお店でもポイントがよく貯まります。

参考:ローソンPontaプラス – 最大6倍Pontaポイント還元! | ローソン銀行

高還元率クレジットカードで人気のコード決済も便利でお得に!

高還元率クレジットカードは、どこで使ってもポイントがよく貯まりますね。人気のコード決済も、高還元率クレジットカードを利用すればもっとお得になりますよ。

唯一PayPay残高にチャージできる!PayPayカード

PayPayカード

PayPayカードは、人気のコード決済・PayPayの残高にチャージできる唯一のクレジットカードです。

PayPayカードでPayPay残高チャージすれば、還元率は常に1.5%です。PayPayでは随時キャンペーンも実施されますし、PayPayカードがあれば日々の生活の中でポイントがドンドン貯まりますよ。

またYahoo!ショッピングでは常に3%還元、毎月5のつく日は4%還元でお買いものができます。ぜひネットショッピングでもPayPayカードをご活用ください。

リクルートカードは基本還元率が業界最大の1.2%の高還元

リクルートカード

リクルートカードは基本の還元率が1.2%という、大変貴重なクレジットカードです。どこで使っても1.2%還元ですから、クレジット払いのチャンスを増やせば、面白いほどポイントが貯まります。

リクルートカードはコード決済との相性もよく、以下の決済方法にセットすることができます。

  • PayPay(JCBは不可)
  • auPAY(JCBはauユーザーのみ可)
  • 楽天ペイ

リクルートカードはPayPay残高にはチャージできませんが、PayPayに登録することでスマホ上でのクレジット決済が可能となります。

また以下のリクルート参画サービスでリクルートカードを使えば、何と最で4.2%還元になります。

  • ポンパレモール
  • ホットペッパーグルメ
  • ホットペッパービューティー
  • じゃらん

リクルートカードなら、街のお店だけでなく、インターネットでもポイントがガッツリ貯まりますよ。貯めたポイントは汎用性の高いPontaポイントやdポイントに1ポイントから交換できますので、使い道にも困りません。

還元率が高いクレジットカードならどなたでも効率的にポイントが貯まります

クレジットカードのポイントを貯めるのが苦手という方も、今回ご紹介した高還元率クレジットカードなら大丈夫です。

ただ決済するだけで、どなたも効率的にポイントを貯めることができるのが、ポイント還元率が高いクレジットカード最大のメリットだからです。

クレジットカードを選ぶ時はポイント特約店も調べて普段自分がよく利用するお店のポイント倍率が高いクレジットカードを選ぶと、より効率よくポイントが貯まります。

クレジットカードのポイントも2倍3倍と増えれば、1年後にはかなりの差がついてくることでしょう。